エレベーターは、人が乗るかご室とつり合うおもり、それらをつなぐロープや駆動するためのモーター等で構成されており、動力を伝達するとかご室が昇降路内のガイドレールに沿って上下する装置です。
種類は、構造別にロープ式・油圧式、用途により乗合用・貨物用、速度により45m/分未満の低速用、45~90m/分未満の中速用、90m/分以上の高速用に大別されます。
ロープ式において、従来は屋上に機械室を設置する構造が主流でしたが、近年では機械室をエレベーター昇降路内に設置する省スペース型が多くなっています。
☞参考:図/㈱オールサービスセンターHP
(2009.6)
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エレベーターは制作メーカーによって部品が多種多様であり、しかも製品を熟知した技術が必要であるため、エレベーターの保守点検については、制作メーカー又はその系列のサービス会社とメンテナンス契約を結ぶのが一般的です。
エレベーターのメンテナンス契約には次の2つの方式があります。
POG契約
「POG」とは「Parts Oil Grease(パーツ、オイル、グリース)」の頭文字です。
消耗部品付きの契約のことで、定期点検、管理仕様範囲内の消耗品の交換は含まれますが、それ以外の部品の取替え・修理は別途料金となる方式のため、フルメンテナンス契約と比較して割安の契約料金となります。
フルメンテナンス契約
各機器の部品取替え、修理を状況に合わせて行うことを内容とした契約で、大規模な修繕を含めているので、月々の保守契約料金が割高になりますが、一時的な高額出費を要しません。
ただし、乗り場の扉・三方枠の塗装、かご室内の貼り物・塗装及び床材の修理、意匠変更による改造、新しい機能の追加、新規取替えは含まれません。

(2009.6)
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「昇降機の維持及び運行の管理に関する指針」において、
「建築基準法第12条第2項の規定に基づき指定された昇降機の所有者等は、1年に1回以上、定期に、国土交通大臣の定める資格を有する者(昇降機検査資格者)等に当該昇降機の検査を行わせる。」
となっています。
検査資格者は、検査実施後、定期検査成績表を作成し、特定行政庁に報告します。
特定行政庁は内容を審査し、異常が無ければ「昇降機等定期検査報告済証」を発行し、所有者等はこれをかご内の見やすい位置に掲示しておきます。
※昇降機検査資格者とは
財団法人日本昇降機安全センターが実施する昇降機検査資格者講習(4日間)を
受講し、終了考査に合格した人。
(2009.6)
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